赤ちゃんの指しゃぶりは愛情不足?幼児期にしておくべきことは?


赤ちゃんが指しゃぶりをしている姿は、見ていると可愛いですよね。赤ちゃんはどうして指しゃぶりをするのでしょうか。

よく愛情不足からだと言われますし、子どもが赤ちゃんの時に指しゃぶりをしょっちゅうしていたために、親戚や知人から母親の愛情不足だと散々言われるなどして、悩んだことがある方もいるかもしれませんね。

指しゃぶりは本当に愛情不足が原因なのでしょうか。

■赤ちゃんの指しゃぶりは本能

赤ちゃんは、お母さんのお腹の中にいる時から指しゃぶりをしているので後天的なものではなく、赤ちゃんが本来持っている本能なのです。

赤ちゃんは生まれると、誰にも教えられないのにおっぱいに吸いついて飲むことができます。これは「吸啜反射」といって、唇に触れたものは何にでも反射的に吸いつく赤ちゃんの本能です。

生後3カ月くらいまではこの吸啜反射が盛んで、おっぱいだけでなく偶然唇に触れた手や指に吸いつきます。そこから、自分の手や指だとはわからずに指しゃぶりが始まります。手を握ったこぶしを入れてしゃぶっている赤ちゃんもいますね。そのうち足の指もしゃぶるようになる赤ちゃんもいます。

赤ちゃんの舌には、ものを見分けたり判断したりする能力があるので、そのうち手に触れたものは何でも口に入れて確認をするようになります。だから指しゃぶりは赤ちゃんの成長過程の一つなので、心配せずに見守ってあげれば良いでしょう。1歳までには、自然になくなります。
ただ、指はいつも清潔にしておいてあげましょう。

■幼児期の指しゃぶりには寂しさが原因の場合も

1歳前後からは、歩けるようになる赤ちゃんもいるし、外の世界にどんどん興味が移り新しい知識を吸収していくようになります。そうなると自然に指しゃぶりも治まりますが、たまに幼児期まで続く子もいます。幼児期の指しゃぶりは精神的な不安や寂しさからくるものもあります。子どもの気持ちを考えて、不安や寂しさを取り除いてあげれば、上手にやめさせられると思います。

「もう赤ちゃんじゃないからやめなさい」と言ったり、頭ごなしに叱ったりすると、逆に子どもを不安な気持ちにさせてしまうのでNGです。悪いことなのだと思って、陰でこそこそ指しゃぶりをする子もいるそうです。愛情を込めて抱っこして「大好きよ」と言ってあげるなど、子どもの気持ちを愛情で満たしてあげると指しゃぶりが治まったというお母さんもいます。

それでも治まらない時は、指しゃぶり防止グッズを利用しても良いでしょうし、小児科医に相談するのも良いでしょう。歯並びが心配な場合は歯科医に相談してみましょう。

赤ちゃんの指しゃぶりは順調に成長している証だと、自信を持って子育てに臨んで大丈夫です。そして、子どもにはいつまでも愛情をたっぷり注いであげてくださいね。