子供にとってお母さんは太陽

日本はかつて「日出ずる国」とか「日の本」とか言われており、国旗も日の丸をイメージしています。日本は昔からおひさまをとても大事に崇めていたことがわかりますね。

そして、驚くことに「お母さん」の語源は「太陽」なのだそうです。お母さんのことを昔は「カミさん」とか「カカさま」と呼んでいたそうですが、「か」とは太陽が「カッカッ」と燃えているという意味の言葉だということです。

だから「か」とは「おひさま=太陽」で、「カミさん」は太陽の身体を表す「日身さん」と書いていたとのこと。まさにお母さんは家族の太陽ですね。

■お母さんの生き方が子育てに影響

お母さんの生き方が子どもの人生に大きな影響を与えると言われるように、子どもにとってお母さんは絶対的な存在です。子どもの健全な成長のためには、お母さんの子育ての力が大きく関わってきますね。

いつも前向きで、何があっても「心配しなくても大丈夫!」と落ち込まず、周りを明るく励ましてくれるお母さんがいれば、子どもも安心します。そして自ずとお母さんのように前向きの人生を送るようになり、人にも優しく接することができる人になります。

子どもや家族を温かく包み込む、太陽のような存在のお母さん。そんなお母さんになりたいものですね。

■お母さんが太陽になるには①

いつもニコニコ笑顔でいることがお母さんが太陽になる第一歩。笑顔は周りの人を幸せにしてくれます。子どもたちが大人になった時に、いつも笑顔のお母さんを思い出してくれたら嬉しいですね。

でも、常に笑顔というわけにはいきません。日々の生活の中では怒ったり悲しんだり、いろんなことが起こります。そんな状況の時でも、ひとまず口角を上げて笑顔を作ってみましょう。そうすれば、自然と気持ちも穏やかに和んできて、不思議と怒りが収まってきます。そして、本当に笑顔になってきますよ。

お母さんが明るく元気でいるためには、健康が一番ですよね。そのためには充分な睡眠と休息をとることが大切です。体調が悪かったり疲れたりしていると思考もマイナス傾向になり、元気な笑顔になれません。疲れた時は思い切って家事を休んでゴロゴロしちゃいましょう。

■お母さんが太陽になるには②

それから、自分が楽しめる趣味を持ちましょう。心身共にリフレッシュできる趣味があれば、わずかな時間でもそれに没頭しましょう。気持ちの切り替えができます。

また、落ち込むことがあった時は、無理に落ち込む気持ちを否定しないで。こんな時もあるさと、どっぷり落ち込んで自分を「よしよし」と慰めてみましょう。いつの間にか気持ちが切り替わりスッキリするはずです。お母さんは落ち込んでもまた元気に復活して笑顔が戻るんだよ、という子どもへのメッセージにもなりますね。

そして、子どもには温かいまなざしを向けて、その子の長所を見るようにしましょう。我が子だからこそ、嫌な面や短所、できないことなどが嫌でも目につきます。でも大らかな気持ちでその子を見守ってあげましょう。いつも目を三角にして子どもを見ていたら、子どもは萎縮してしまい本来の長所が発揮できません。子どもの力を伸ばすにはお母さんが笑顔で、長所も短所もひっくるめたその子の人格を認めてあげましょう。短所のない人間なんていないんですから。

子どもたちが家に帰ったら笑顔のお母さんが待っている。子どもたちが傷ついたり落ち込んだりした時は、笑顔のお母さんが優しく包み込んでくれる。そんな親子って素敵ですよね。伸び伸びと子どもたちが成長できるよう、お母さんはいつも太陽のように輝く笑顔でいましょう。

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